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ハーフナー・マイク :

ザックジャパンに高さという武器、ハーフナー・マイク。

ワールドカップ予選の北朝鮮・ウズベキスタン戦を前にハーフナー・マイク(Mike HAVENAAR)が日本代表に追加召集された。

森本貴幸が故障のた不参加となり、田中順也が追加召集されたが、さらに本田佳祐、中村憲剛が離脱したサッカー日本代表。新たに加わったのは、代役ではなく高さという武器だ。

身長197cm、父親は現在名古屋グランパスでコーチを勤めるディド・ハーフナー、母親もオランダ人の元陸上選手。1987年5月20日、広島で生まれ、現在24歳。

2000年から2002年までは、コンサドーレ札幌U-15で活躍。父親の移籍とともに2003年から横浜Fマリノス・ユースに移り、2006年にトップ昇格した。2008年はアビスパ福岡、2009年はサガン鳥栖に期限付移籍し、2010年からヴァンフォーレ甲府でプレーしている。

サガン鳥栖では、33試合に出場して15得点、甲府に移っての2010年は30試合で20点と得点力を付け、ヴァンフォーレのJ1昇格の原動力となった。J1で戦う今季もこれまで23試合に出場して11得点、李忠成、玉田圭司とともに日本人トップ、全体2位(1位はケネディの14得点)の成績を残している。

8月1日から3日に実施された日本代表合宿に初参加した。紅白戦では、ゴール前でGKと競り合う空中戦で、ヘディングシュートを放つなど高さという武器を見せつけた。しかし、8月10日の国際親善試合の韓国戦のメンバーとはならなかった。

だが今回、本番の舞台にザッケローニ監督は、ハーフナー・マイクを呼び寄せた。本田佳祐や中村憲剛は司令塔的な選手、その離脱に際し、まったくタイプの異なるハーフナーを召集するところがザッケローニ監督らしい。元々、戦術の幅を広げる高さという武器は念頭にあったところに、主戦級の選手の離脱で決断したのだろう。

トップ下を主戦場とするのは、ドルトムントの香川真司。李忠成も広島でこのポジションをこなす。セレッソ大阪の清武弘嗣もできる。柏木陽介は元はトップ下の選手だった。遠藤保仁が前に出ることだってある。このポジションは現有戦力でまかなえるのだ。また、4-5-1 の布陣の他に 4-4-2 の選択枝もある。

本田らを代役で補えば、全体としての戦闘能力は低下する。けれども、別の武器を加えれば、戦闘能力が増すということもあるという考え方だろう。

厳しいワールドカップ予選。これまでのメンバーによる戦い方では、手詰まりになることだってあるだろう。しかし、ハーフナー・マイクがいることで、ガラリと戦い方を変えることができる。誰にでもわかる明解な打開法だ。

1点を追ってのパワープレーという展開を願ってはいないが、それができるとできないとでは大違い。この予選を通して、ハーフナー・マイクが代表に定着するようになることを願う。

by  netarrows    at 2011-09-01 14:40 +09:00

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