30490

木龍七瀬 :

木龍七瀬に魅せられたチャリティマッチ

東日本大震災復興支援チャリティーマッチでもっとも輝いていたのは木龍七瀬だった。

W杯優勝チームの「なでしこジャパン」が圧倒的な強さで前半を制した慈善試合。対する「なでしこリーグ選抜」の切り札として星川敬監督が後半冒頭から送り出したのが木龍七瀬。

星川監督は、センタバックのスピードへの対応、サイドバックが上がった背後が「なでしこジャパン」の弱点と捉えていた。そのウィークポイントを突く刺客の一番手として木龍を登場させた。

この采配が見事にハマる。

後半4分、木龍は得意のドリブルとスピードで左サイドを突破し、低いクロスを中央に送る。なでしこジャパンのDFが届かないコースの先には、菅澤優衣香。これを右足で冷静にゴールに押し込み、「なでしこリーグ選抜」が反撃の狼煙をあげた。

同29分には、左サイドからのスルーパスに反応。矢野喬子、田中明日菜 GK福元美穂の3人に挟まれながら、先にボールに触れる。こぼれたようなボールはゆっくりとゴールに向かうが右にそれてしまう。木龍のスピードがなでしこジャパンをあわてさせた。

同39分には、左サイドから低いクロスでチャンスを演出。惜しくも中野真奈美の左足のシュートはゴール左に外れてしまう。

続く40分にも、あわやの場面。中盤のスルーパスに反応、GK福元をかわす。シュートはDFにブロックされてしまったが、ゴールに向かう姿勢が「なでしこリーグ選抜」を奮い立たせる。

アディショナルタイムには、得意のドリブルでペナルティエリア付近まで持ち込み、矢野喬子の渡辺彩香に対するファウルを引き出した。

渡辺彩香がPKを決め、なでしこジャパンに1点差まで詰め寄った。

後半、日本女子代表のなでしこジャパンが選手を交代させたとはいえ、木龍七瀬の活躍は見事だった。必死にゴールに向かう姿勢には感動した。いつの間にか木龍を応援する自分がいた。

とても危険な選手。きっと日本代表にも加わってくれるだろう。

今、岩渕真奈が故障中でその姿を見れなかったのは残念だったが、木龍七瀬という選手を知れたのは、このチャリティマッチの収穫。所属する日テレ・ベレーザでの戦いぶりも見てみたいと思わせる活躍だった。

by  netarrows    at 2011-08-20 16:57 +09:00

Google のアカウントを持っている人は、Login すれば投稿できます。